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エコアクション21とは?

 エコアクション21は、企業や学校、公共機関などが「環境への取り組みを効果的・効率的に行うシステムを構築・運用・維持し、環境への目標を持ち、行動し、結果を取りまとめ、評価し、報告する」ために、環境省が主体となって普及を進めている環境マネジメントシステムです。環境マネジメントシステムの世界標準とされるISO14001をベースとしながら、要求事項がシンプルで、かつ低コストなため、中小企業などにも取り組みやすい仕組みとして注目されています。もともと、あらゆる事業者の環境への取り組みを広く促進することを目的に、1996年に環境省(当時の環境庁)が策定したもので、ハードルを低めに設定したのも当然だと言えるでしょう。

 その後改訂を繰り返す中で、第三者による認証・登録制度への転換を望む声が高まり、2004年10月、新たに「エコアクション21認証・登録制度」としてスタート。認証・登録を希望する事業者は、環境省が策定した「エコアクション21環境経営システム・環境活動レポートガイドライン2004年版(以下、ガイドライン)」に従って環境活動に取り組む必要があり、審査に合格すれば、「エコアクション21事業者」として認証・登録されることになります。制度の運営を担うのは、財団法人地球環境戦略研究機関持続性センター(IGES-CfS)です。

 エコアクション21の主な特徴は次の3つ。

1. 中小企業などでも容易に取り組める

規模の小さい組織にも環境への取り組みを促し、その取り組みを効果的かつ効率的に実施するための環境マネジメントシステムのあり方を規定。

2. 必要な環境への取り組みを規定している

環境経営にあたっての必須要件として、次の2つを規定。

[必ず把握すべき項目]
二酸化炭素(CO2)排出量、廃棄物排出量、総排出量

[必ず取り組むべき行動]
省エネルギー、廃棄物の削減、リサイクル、節水

3. 環境コミュニケーションを重視している

事業者が環境への取り組み状況について情報開示を行う環境コミュニケーションは、社会のニーズに応えるだけでなく、自らの環境活動を推進し、社会的信頼を獲得するための必要不可欠な要素であるとして、環境活動レポートの作成と公表を規定。


 国際的な知名度や認知度の高さではISO14001に及ばないものの、環境マネジメントシステムに必要とされる要素はすべて網羅されており、認証・登録事業者数は年々増えています。2008年6月現在、すでに2,300事業者を超え、2009年度末には約5,000事業者にも上る勢いです。また、認証・登録された事業者全体の60%が従業員30人以下、さらに90%が100人以下であることから、中小規模の事業者を中心に、確実に普及しつつあることがうかがえます。

エコアクション21